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【読書所感】生物はなぜ死ぬのか

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久しぶりに本を読んだ。

「生物はなぜ死ぬのか」

 

なんのために、どのように生きるのか考えるのが好きで、「生物はなぜ死ぬのか」を読むことでその逆の生きる意味や目的がなんとなく見えるのかなと期待して購入。

 

前半は遺伝子のこととか生物学のあれやこれや専門用語が出てきて全然頭に入らんかった…。

今でも頭に残っているのは「生物の進化の結果として死ぬような個体が生き残った」というような言葉。

あと、「変化する環境の中で生き残る確率を高めるため」のようなくだり。(実際にはもっとちがう言葉で表現されていたけど)

 

後述の「変化する~」は、次世代(こども)をつくる時、両親のそれぞれ異なる遺伝子が組み合わさって、新たな遺伝子のの組み合わせの次世代ができることで両親よりも多様性に富んだ次世代が生まれるわけで、多様性に富むということは様々な環境の変化に対応できる可能性が親よりも高い=環境が変化しても生き残れる可能性が高いということ。

職業柄(前職)、企業の生き残り戦略も同じだなと思った。

バブルと言われた全ての仕事が右肩上がりの時代の栄光から抜け出せず、当時築いた資産を取り崩して生き残っている(というか生かされている)企業は、そうした時代の変化に対応するための自身の変化が足りない(あるいは間違っている)

そんな企業は次世代のために…と思うのは間違いでは無いと改めて確信した。

 

産業の新陳代謝とか、経営者の保証を付けない融資で立ち直りを、とかよく言われるようになったけど、やっぱり人も企業も退場すべき時に退場しないといけないじゃないかな。引き際を見極めるというか。

 

企業そのものが100年とか長く続くのが悪いというつもりはなく、中身がマイナーチェンジし続けられている企業はやっぱり生き残れる企業も多いんじゃないだろうか(もちろん間違った方向への変化でつぶれることもあるやろうけど)

 

局面次第では変化をせずその場にとどまり続けることが正解の場合もあるやろう。でも、自分自身の方向性としては、変化に対応できる柔軟性を重視していきたいと思った。

 

 

なんの話や。